keniamariliaが出来上がるまで


keniamariliaが始まった日から、今日まで徐々に徐々に協力してくださるプロの職人さん加わってくださるようになり、今ではおかげ様で一着ができあがるまでに約15社前後もかかわってくださるまでになりました。本当にありがとうございます!!
そこで本日はkeniamariliaが一着できあがるまでの約3か月の追跡をご紹介しようと思います!!

①お着物買い付け

まずはkeniamariliaになるお着物を問屋さんで買い付けます。リサイクルや廃棄寸前のものなど、中には一度も袖を通されなかった新品のものもあり状態も様々です。中にはお着物のままでいたほうが素材や形の良さが際立つものもあるのでまとめて箱買いではなく、必ず一着一着しっかり見て考えて決めています。しっかり仕上がりをイメージし、お洋服になっても浮かなずに私服に馴染みそうか、違和感がないか、長袖になても半袖になっても素材が活きるかなどなど本当にいろんなことを考えて買い付けをしております。

②解き

場所【奈良県、京都府、神奈川県、栃木県】

買い付けしたお着物は今度は「解き」の工程に移ります、この解きとっても丁寧に糸を一本一本抜くように、全て手作業で行われます。一着(約12m)を解くのにすごく時間がかかる工程です。切った方が楽で速いのですが一反をあますことなく耳まで使うためにも一着一着、糸一本一本を丁寧にほどいていくことを選びました。そしてこの段階で第一回の検品も行われます大きなシミや汚れ破れがないか同時に確認していきます。
 

③洗い

場所【大阪府】
解かれたお着物は次は洗いの工程に移ります。
この洗いではプロが特別に配合した洗剤で全体を漫勉なく洗い、ほぐしにかけ、防縮加工も行います。これでご自宅でお手入れをすることが可能になります、ここでもただ一回洗うだけでなくいろいろ工夫した部分です。
⚠️こちらは縫製前、プロのお手入れによるものですので釜に入れておりますが、ご自宅で洗う場合縫製されたお品ですので手洗いをお願いいたします

④影干し

洗ったあとは日陰でしっかり数日乾燥させます1部分(胴体、おくみ、襟、袖など)ごとにハンガーにかけ、日数管理もします。

⑤プレス仕上げ

乾燥したあとは丁寧に一枚一枚しっかりアイロンをかけ、丁寧に伸ばしてお着物を整えます。

⑥職出し

場所【東京都】
その後東京に戻りここから仕分けをします、ケニシャツになるお着物、ケニスカになるお着物など生地の状態や縮率をみてさらにサイズの振り分けを行います。そして工場さんが作業に入りやすいように裁断されるパーツごとに振り分け仕分けをして綺麗に重ねてときどき着物の状態をメモを挟みながらここでも再度検品をかけます、大きなシミや汚れがある場合避けて裁断できるかなど確認もします。
各工場さんへ送り出されたあとはいよいよ裁断、縫製工程です!

⑦裁断

⑧縫製

場所【山口県、奈良県、京都府、東京都】

【ケニスカ】
①まずは一着ずつお着物の生地色に合った「糸」を選びます。(本当はこの作業すっっごく手間なのでお願いするか迷った部分なのですがやっぱり一点限りのお着物、ケニスカを完璧な形に仕上げたいという想いがあり思い切ってお願いしました(ありがとうございます!)
②次に糸の色が決まりましたら糸色ごとに仕分けられまず裁断です。それぞれ長さや生地の厚み、状態が違うので全て広げて、縦横合わせて、穴や汚れがないかチェックしながら一枚一枚整えて裁断となります(これもすごく手間)なるべく使い切りしたいのでノッチの切れ目が入ってる耳の部分や汚れの部分など縁をととのえながら裁断となります。
【ケニシャツの裁断】
③裁断後、裾、おくみ、を一枚ずつ丁寧にプレスして縫いあがり位置を決め仕上げしますこの工程でゆがんだり、ずれたりすると仕上がりに影響をするのでとても大事な工程の一つです。やわらくて薄い絹を綺麗にまっすぐアイロンをするのは職人技です!
④ここでようやく縫製です。
ギャザーは分量が多すぎるので一度縫いでは足りず2度、3度と繰り返して縫ってまいります。
ケニスカもケニシャツもケニーフもロックミシンは使用しておりません。
長くご愛用していただくためにも耳はなるべく中におりこみ2度縫いをしていたり縫い目が表にでない仕様にしたりここでも2手間、3手間ほどかかりますがこだわって縫製をしております。
縫製しながらもきっちりプレスをして調整していきます。
最後に検品をして完成です!
縫いほつれはないか不備はないか、釦はちゃんとついているのかなどそして仕上げでもまたアイロンをして綺麗に生地の艶や折り目を整えます。

⑨撮影

場所【東京都】

完成したお品は一点一点撮影に旅立ちます

 

 

 

 

⑩梱包

場所【群馬県】

 

 

撮影から戻ってきたお品たちは綺麗にパッキング(群馬)してもらうめ最終検品にまわり、また東京に戻り、お手元にお届けとなります!!
上記の工程に加えて、
・ケニ袋を縫って作ってくださる工場さん【奈良県】
・ブランドネーム製作【大阪府・東京都】
・洗濯ネーム・釦【大阪府・東京都】
・ヤマト運輸【千駄ヶ谷営業所メンバー・全国】
・梱包【ダンボールワン】
とまだ多くの会社さんにご協力いただいてはじめてkeniamariliaが完成しております。

ここまででざっと3か月ほどを有します。これだけ多くの職人さんのもとで徐々に徐々に丁寧に丁寧に仕上がっていきます。これだけ手間暇かかって仕上がったお品たち全てが愛おしく、そしてあらためてお着物の美しさを再認識しながら、多くの方の生活を彩り、健やかな日常になることを願っておつくりしております。そして何よりお迎えくださる皆様に支えられて3年目を迎えましたこと心より感謝申し上げます。