ケニシャツについて

ケニシャツ 半袖

(長袖解説は下ページにございます)

keniamariliaの開襟の半袖シャツ、通称「ケニシャツ」お着物からできたシャツの起源といえばアロハシャツです。ハワイに渡った日本の方が現地の作業着とされていた「パラカ」と言われる開襟のシャツを着物で仕立てたことが始まりと言われています。

ケニシャツもお着物から仕立ておりますのでアロハシャツと呼んでもきっとおかしくありませんが、先代の歴史に続くには恐れ多くあること、そしてケニシャツはより和装の技法や着物の造りに寄せたくkeniamariliaのシャツとして「ケニシャツ」と命名させていただきました。

【特徴①】縫い目がありません

和裁と同じように表面に縫い目がありません、通常シャツの縫製は表に何本ものステッチがありますし、デザインとしてステッチが採用されることもありますが、ケニシャツは着物に縫い目がないようにシャツにもその技法を取り入れました。表のどこにも縫い目がありません。

 

【特徴②】二枚仕立て

一枚仕立てでなく二枚仕立て通常シャツは裏地がなく一枚で仕立てられるものですがケニシャツはお着物一反(約12m)をまるっと一着に落とし込み裏まで贅沢に着物地を使用するため二枚のシャツを一着に合わせて仕立てております。裏も表地の着物と同じ生地な上縫い目がないので肌触りはとても気持ちの良いものにしあがっております。

 

 

【特徴③】ポケットがついておりません

ポケットがついておりません、着物の美しく思考が凝らされた模様の一つもさえぎらないように、肌触りをさえぎるものがないようにという思いからポケットをつけない選択をしました。

 

 

【特徴④】釦ホールは生地に穴を開けないシームレス仕様

ボタンホールはシームレス仕様ケニシャツ最大の特徴といっても良いと思います、通常は穴を開け淵を刺繍して作られる釦ホールですがケニシャツはお着物に穴をあけることなく、また仕上がったとき手触りがよく、模様をさえぎることがないように仕立てたくシームレスの仕様を採用しました。

 

 

【特徴⑤】貝釦

釦はすべて貝釦を採用しています、一つ一つ一点限りの色味と風合いがでて、傾いたときの色の変化も楽しめます。(6色展開)

 

 

【特徴⑥】ご自宅でお手入れ可能

ご自宅でお手入れ可能です着物をほどいた後洗い、防縮させてからお仕立てしますのでご自宅でお手入れが可能です、化繊でしたらネットに入れて洗濯機へ、正絹なら桶で中性洗剤にて押し洗いを最後にどちらも陰干しをおすすめしております。

ケニシャツはアロハシャツのようにあらゆる体格身長の方にろんな着方ができるようゆったりサイズの3サイズ展開をしております。

【ケニシャツ半袖 サイズ表】

  S M L
肩幅 44cm 47cm 50cm
バスト 110cm 115cm 120cm
着丈 67cm 71cm 74cm
袖丈 22cm 24cm 24cm
袖口 18cm 19cm 20cm

測り方

(お手持ちのシャツで是非はかってみてください)

・肩幅(肩袖の縫い目から縫い目へ垂直に)

・バスト(脇下を垂直に)

・着丈(首下から一直線に)

・袖丈(肩線から袖裾に垂直に)

・袖口