【keniamariliaオリジナル反物・第一弾】 

【keniamariliaオリジナル反物・第一弾】
男女兼用「ケニT」



オリジナル地紋模様4種類上から、
花菱紋・絡み藤紋・幾何半紋・松竹梅紋
100年前の図案帳からヒントを得、現代版にリデザインし復刻した模様です。浸水染めで両面美しく染め上げた反物でお作りしました


10月8日19:00 発売
身長158cm・L(男女兼用)



オリジナル地紋模様4種類
花菱紋・絡み藤紋・幾何半紋・松竹梅紋





念願のオリジナル反物は最初の段階から至難でした。
国内で反幅のポリエステル生地で、しかもオリジナルの地紋を織るということは予想をはるかに超える難しさであり、絹はまだ織れても化繊ではもうほぼなく、ましてやオリジナル柄の生産は本当に難しく開発に約1年半の時間を有しました

福井の織元さんに協力をしていただき、商談の間何度も「薄地で地紋やるんは久しぶりやな、、やってみないとわからないな」と何度もおっしゃってました。本当に難しいお願いだったかと思いますが想いを受け取ってくださり時間はかかりましたが無事完成することができました、本当にありがとうございました。


織りあがった次の壁は「染め」でした 表面をプリントする技術はもちろんあってもケニマリで欲しいのは裏まで綺麗に色が入った、手染めの様な仕上がり。幅が長い生地は染めれても幅37cmの反物が入る機械はもう少なく、その上化繊をその幅で染められるところは非常に少なく。そんな壁にぶつかっているとき桐生の横倉繊維さんに声を掛けいただき、無事染めることができました。
反物の幅が入る機械




次に裁断、縫製
今回は徳島の縫製工場さんの協力を得て反物布帛(伸びない生地)×カットソー(伸びる生地)簡単に言うと全く性質の異なる二種類の生地を組み合わせて縫いあげるケニT、立体的に仕上げるため通常のラグランより型紙も多く、裁断も巾が狭く長い反物、通常の生地幅でもなければ異素材組み合わせ、途中何度も確認をし縦横の柄の合わせ方など細かい打ち合わせを重ね完成となりました。
わたし自身もう少し、スムーズに進むと思っていたすべての工程に壁があり何度も乗り越えようやく完成した品です。



ケニマリとして初めてつくることができた反物、初めて染めることができた反物、これがケニマリが目指す未来のようやくスタートラインに立てたと思えた最初のアイテムです。

本体は透けにくく厚みあのある、ハイオンス(厚み)シルケット天竺
綿100%を採用、しっかり厚みがあり高級感のある素材です

平置き四種
【仕様】
袖裏に綿の生地を当てた、二重仕立て。袖は二枚重ねてるので少し厚みがあります。
価格:税込み¥19,800

サイズスペック
【M】
着丈74cm
身幅 58㎝
裾巾 57㎝
裄丈 49㎝
袖長さ 40㎝
(身長158㎝Mサイズ)

【L】
着丈78cm
身幅 61㎝
裾巾 60㎝
裄丈 53㎝
袖長さ 44㎝
(身長158㎝Lサイズ)


何卒よろしくお願い申し上げます。