7年越しに叶えたオリジナル反物への想い
_____着物産業を未来へつなぐために。7年越しに叶えたオリジナル反物への想い
私が2019年にkeniamariliaを立ち上げたときから、心の奥にずっと抱いてきた想いがあります。
「反物が、着物になる以外の道を新たにつくらなければ、希望的な未来はないのではないか」
日本の織物産業、特に着物・和装産業は、長年の市場縮小により、ピーク時の約1.8%まで減少していると言われています。また、織り子や染め職人の高齢化、そして後継者不足により、伝統技術が継承できない危機にも直面しています。
そんな想いから、新たな反物の生産を目指して立ち上げたのがkeniamariliaでした。
しかし、実は決して平坦なものではありませんでした。信頼も実績もない、ましてや日本にルーツがあるわけでもない個人が、オリジナルの反物を一からつくることは想像以上に難しかったのです。
そこでまずは、新たなスタンダードをつくるために、古着の着物を日常の中で着られる服へ仕立て直すところから歩みをはじめることにしました。
この6年間は試行錯誤の連続でしたが、数多あるブランドの中からkeniamariliaを見つけ、手に取ってくださったお客さまとの出会いの一つひとつが、次の一歩を踏み出すための確かな力になっていたと感じています。
そして本日、念願であったオリジナル反物の生産が叶い、理想とするプロダクトを世の中に出すことができました。
これまで支えてくださったお客さまの応援、そして各地の織元さんとのご縁。そのすべてが重なり合って、ここまで辿り着くことができました。心より感謝申し上げます。
今日、はじめてkeniamariliaを知ってくださった方も含め、これからの「着物産業の未来づくり」をともに歩んでいただけたら嬉しいです。